2016年4月18日(月)武蔵小杉ユニオンビルにて午後6時半より開催。島岡会長のあいさつと乾杯に続いて、幹事長から報告・連絡・稲門祭記念品販売への協力要請などを行った。
　今回は当会会員で元日本銀行考査役の小泉保彦氏（1971年法学）に「日本銀行の仕事と異次元緩和政策について」と題して話をしていただいた。日本銀行の仕事は大きく銀行券の発行、国庫金の受払、銀行の決済事務の3つがあること、銀行券では1万円札で1千万円がちょうど１kgになること、今は手狭となり別の場所（当然どこかは教えてくれませんでした）に移された日銀本店にあった金庫室の様子、現金輸送の方法など経験者でなければ分からないような事を自身の体験に基づいたエピソードを交えながら話していただいた。異次元緩和については経済指標の数値をもとにバブル時代と近年の違い（住宅着工件数の減少や自動車も軽自動車の購入が増加していることなど）を説明され、金融緩和の効果が出るか出ないかはマインドに左右されることが大きく、最大のガンは投機筋の存在ではないかと言われた。
　質疑応答のあと、最後に校歌を斉唱して午後8時半過ぎに散会。
（越智威雄記）

＜出席者＞池田明彦、稲葉茂、井上勝利、越智威雄、小泉保彦、島岡栄基、清水秀紀、曽禰純一郎、竹内誠一郎、立川荘三郎、多奈部純一、綱川健一、野口茂、野渡和義、濱志津子、平沢和久、二見治司、保科卓爾、森本正、山田隆

お問い合わせ先：幹事長　越智威雄
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