杉並稲門会・落語を楽しむ会
「第８回落語を楽しむ会」開催

2025年7月28日（月）、「第８回落語を楽しむ会」を開催しました。今回は川柳つくし師匠。校友で杉並稲門会第4ブロックのマドンナでもあり、2023年６月のご出演に続き２度目のご登壇。杉並稲門会会員25人に加え、杉並三田会から1人。さらに地域老人会「天沼サロン」からも6人の皆さまがご参加。演目は、まず古典落語の『厩火事（うまやかじ）』。江戸落語の代表的な人情噺のひとつですが、屁理屈をこねる亭主と怒る女房の夫婦げんか、その奥にある不器用な愛情表現と江戸庶民の生活感が聴く者に温かい後味を残す一席。仲入りを挟んで、つくし師匠の新作落語『健康診断に行こう！』。単なる健康啓発ではなく、「行こうかな」「行きたくないな」「やっぱり行こう」 の現代女性の内面の葛藤をユーモアに語り、聴いている側も思わず物語の世界に引き込まれてしまう1席。落語2席の後は、軽快なウクレレ漫談！　社会問題を軽妙に歌った『働かないニート』『盗撮だよ痴漢さん』。また、土用丑の日シーズンにぴったりの『僕は鰻（うなぎ）』などなど。一見重たく感じる社会問題も笑い飛ばすことができるんだと、思わず手を叩きたくなる語り口に、会場は笑いの渦に包まれました。記念撮影を撮って無事お開き。その後、つくし師匠を囲んでの有志懇親会となりました。
（文責者・写真：古望 高芳）