川崎稲門会 ワセダサロン4月例会 | 早稲田大学 校友会
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川崎稲門会 ワセダサロン4月例会

2019年4月24日

 2019年4月15日(月)午後6時から武蔵小杉「ユニオンビル」にて越智威雄会長の乾杯、綱川健一幹事長の司会進行で始まり、3月末開催の幹事会の報告と約50年の「ワセダサロンの歴史」をまとめた資料が回覧された。三神尚長氏から4月29日開催の早慶アメリカンフットボールの招待券が配布された。4月20日開催予定の早慶ゴルフの追加受付と10月20日開催の稲門祭記念品の展示販売が担当幹事から行われた。
 本日の講演のメインは、当会会員の藁科満治氏による「藩校に学ぶ日本の教育の原点」。氏は連合会長を経て2004年まで参議院議員を二期務め、当会の囲碁同好会をも指導、傍ら宇沢弘文先生(東大名誉教授)との対談から日本の教育問題の課題を解明するため、藩校の歴史を調べ始めたことを述べた。冒頭で「いじめ問題が多発し、偽装や公文書改竄の生まれる「モラル欠如の社会」の原因はどこにあるのかという問題提起がなされ、教育問題を考え直す必要性を説かれた。教育行政失敗の要因と背景は、1・ドイツに習った国家主導の路線の選択、2・占領下の教育改革の後遺症、3・国の行政主導の教育基本法の錯覚と指摘している。著作『日本の教育の原点 藩校に学ぶ』を資料として各人に無償配布し、後でも詳細に調べられるようにレジュメをもとに講演をされた。藩校教育の特徴は、1・儒教に基づいた基礎教養教育、2・今でも通じる議論中心の教育の自主・自立性と地方分権化の確保、3・各藩校からの優秀な人材を受入れる昌平坂学問所の設置であると述べた。自らの目で確かめるべく会津藩の日新館、佐賀藩の弘道館などを直接訪れ、実状を検証している。一方で儒教の功罪をも言及された。出版後に多くの人から反響があり、それらを基に新訂版がまもなく出版とのこと。
 新規参加の岩田英高氏、市川裕里佳氏の自己紹介、織戸四郎氏からは大相撲の川崎場所と多奈部純一氏からは稲門グリークラブの公演への参加のお礼があった。最後に皆で校歌を斉唱し、和やかに散会した。
(山田隆 記)

●参加者:池田明彦、市川裕里佳、稲葉茂、井上勝利、岩田英高、江原哲、大石吾朗、大江宏器、越智威雄、織戸四郎、亀山友紀、小泉保彦、島岡栄基、清水秀紀、曽禰純一郎、立川荘三郎、田中恭一、多奈部純一、綱川健一、戸辺憲、永島偉行、野渡和義、濱志津子、平沢和久、藤田正晴、保科卓爾、三神尚長、森本正、森脇敏和、柳沢雅広、山田隆、山本一光、藁科満治

●お問い合わせ先:waseda@tsunakawa.jp
●ウェブサイト:http://www.quon.asia/sns/?m=sns&a=page_c_home&target_c_commu_id=249

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