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川崎稲門会:ワセダサロン6月例会(第585回)
川崎稲門会
ワセダサロン6月例会(第585回)を開催
ワセダサロン6月例会を晴天で暑い2025年6月28日(土)12時から武蔵小杉の「ユニオンビル」で開催した。28人が集い、板橋幹事長(1977年政経)の司会進行、井上会長(69年法研)の乾杯で始まった。会長は「野球部が春の六大学で3連覇したものの、大学選手権敗退は残念だったが、3連覇は大変喜ばしい」と述べた。先月実施した春の歴史散策(二ヶ領用水)を担当幹事が報告、この時期に集中した県下稲門会の伊勢原、小田原、横浜、平塚、逗葉の校友大会参加報告を各担当幹事が行った。私的に石垣島を旅行した当会会員から、石垣島に立つ大隈講堂の時計台を模した大濱信泉記念館の報告があった。初参加の元銀行マンがあいさつした。
本日の講演は、公益社団法人 神奈川被害者支援センター副理事長で弁護士の堀本久美子氏(81年法学)の「犯罪被害者支援の実際」である。会社員、主婦を経て司法試験合格、検事として横浜地検等に勤務、退官して弁護士になった経歴を持つ。退官時が同地検川崎支部のために川崎にはゆかりがある。資料に基づき、神奈川の被害者支援の仕組みは、県条例で制定された神奈川被害者サポートステーションの下に①県、②県警察、③神奈川被害者支援センターで構成され、さらには全国対象に日本司法支援センター(法テラス)も存在すると述べた。「加害者になるにはそれなりの努力(意思)が必要だが、被害者にはいつでも誰でもなり得る。被害に遭うのは恥ではないので、声をあげよう」は含蓄のある言葉であり、「加害者には国選の弁護士が選任される制度がある一方で、被害者は支援弁護士を自ら探さなければならない不条理さがある。迷わず、上記の被害者サポートステーションや法テラスに相談を」と述べた。未成年の飛び降り自殺が歩行者を巻き添えにした例や、障害者施設の大量殺人事件の被害者支援を解説された。質疑では川崎市でも各区役所に相談窓口があり、利用可能との発言があった。時間となり、幹事長のリードで校歌を斉唱し、講師にエールを贈って散会した。
(文責者:山田 隆)
(出席者・掲載了承済み)阿部政彦、池田明彦、石渡勝朗、板橋洋一、稲葉茂、井上勝利、大江宏器、織田聡子、越智威雄、小泉保彦、児玉總一郎、近藤和明、清水秀紀、杉山博、曽禰純一郎、田中恭一、多奈部純一、綱川健一、土肥恭一、永井聡、濱志津子、平沢和久、保科卓爾、見田元、柳沢雅広、山田隆、山本哲也、講師:堀本久美子氏
※出席者のお名前は、個人情報保護の観点から記載しません(本文中に登場する会長や幹事長、文責者などは除きます)。ただし、強い要望があり、参加者名簿に記載の全員から了承をもらっていることが確認できた場合は、「出席者・掲載了承済み」と注意書きを入れた上で掲載いたします。












