野田稲門会
「第4回野田稲門塾」を開催しました

2025年11月8日（土）、第4回野田稲門塾は、深井順一郎先生にご登壇いただき開催されました。深井先生は本塾の前身「深井塾」の塾長であり、米国での生活も長く、お話をお聞きするのが楽しみでした。
当日は「人生のターニングポイント」について、ご自分の経験を元に話をされました。まだ留学が珍しい1961年、東芝の退職を決断し研究者として米国に渡ったそうです。当時は、ソ連のスプートニクショックで追いつけ追い越せと政府をあげての対策中で、大学へも研究費が増額され、研究者には良い環境でした。とはいえ、英語もわからないままの渡航に加え、人種差別や生活費など苦労されたそうです。淡々と話されるなかに、強い意志と未来を見る目を感じることができました。その後の懇親会にもご出席、フットボールなど現地の事情もお話しいただきました。暖かく後輩たちを見守る目に深い感動を覚えました。また、機会を見てご登壇をお願いしたいと思います。
さて次回は2026年1月24日（土）開催となりますが、前副会長の斉藤裕さんにお話しいただく予定です。ご期待ください。

●問い合わせ先
nodatohmonkai@gmail.com

●野田稲門会ウェブサイト
https://www.nodatohmonkai.com/

（文責者：福島 寛之）