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名古屋稲門クラブ:第16回オール早慶野球戦開催
名古屋稲門クラブ
第16回オール早慶野球戦開催!名古屋で6年ぶりの熱戦に歓声響く
2025年8月29日、バンテリンドームナゴヤにて「第16回オール早慶野球戦」が開催されました。1957年に始まり、4年に1度の伝統行事として親しまれてきた本大会は、コロナ禍による延期を経て6年ぶりの開催。待ち望んだ校友や学生、地域の方々が詰めかけ、会場は熱気に包まれました。
現役選手と社会人野球で活躍する校友が一堂に会する特別編成チームによる対戦です。早稲田大学・慶應義塾両校の誇りを胸に、白熱したプレーが繰り広げられました。校友の清水大成投手(東邦ガス)から伊藤樹(4年)、越井颯一郎(3年)、田和廉(4年)、安田虎汰郎(2年)の各投手が再三のピンチを抑え、打線は、オール早大が2回に尾瀬雄大選手(4年)のタイムリーで1点先制しましたが、オール慶大が4回に同点に追いつき、互いに譲らぬ攻防が続きました。結果は大会史上初の1対1引き分け。両校の絆と野球への情熱が存分に表れた名勝負となりました。
試合前には、地域の小学生を対象とした少年少女野球教室が実施され、両校の選手たちが直接指導、子どもたちにとっては憧れの選手と触れ合える貴重な機会となり、スポーツを通じた教育的交流となりました。
また、社会貢献活動の一環として、スポーツに親しむきっかけを多くの子どもたちに届けるため、地域の団体や支援組織を通じて、中学・高校野球部員や、ウクライナから避難中の児童・生徒を含めた厳しい環境の下にいる子どもたちを野球観戦に招待しました。スポーツの力で笑顔と感動を届ける取り組みが、多くの共感を呼びました。応援席では、現役のみならず校友の応援部員も参加。早稲田には愛知工業大学名電高等学校の吹奏楽部、慶應には東邦高等学校のマーチングバンド部が加わって、早稲田の『紺碧の空』、慶應の『若き血』が響き渡り、明治神宮野球場さながらの応援合戦が繰り広げられました。
この大会は、名古屋三田会および名古屋稲門クラブの主管の下、地域の校友の皆さまのご尽力により実現したものであり、来場者数も例年を上回る盛況でした。校友、学生、地域住民が一体となり、早慶の伝統を次世代へとつなぐ象徴的な一日となりました。
(文責者:井口 英雄)
早稲田側応援席からのバンテリンドーム一望
少年少女野球教室の様子











