国指定重要文化財である銅造薬師如来坐像をご本尊とする下総龍角寺は、白鳳時代から現在まで法灯を守り続ける、東国屈指の古刹です。早稲田大学では1947年以降、継続して下総龍角寺の調査を行ってきました。調査では瓦や土器はもとより、東国では4例目となる塼仏も出土しており、往時の法会の様子がうかがい知ることができます。本展覧会では下総龍角寺の歴史を、これまでの調査成果を踏まえ、様々な分野の観点からご紹介します。
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国指定重要文化財である銅造薬師如来坐像をご本尊とする下総龍角寺は、白鳳時代から現在まで法灯を守り続ける、東国屈指の古刹です。早稲田大学では1947年以降、継続して下総龍角寺の調査を行ってきました。調査では瓦や土器はもとより、東国では4例目となる塼仏も出土しており、往時の法会の様子がうかがい知ることができます。本展覧会では下総龍角寺の歴史を、これまでの調査成果を踏まえ、様々な分野の観点からご紹介します。
場 所
會津八一記念博物館 2階 グランドギャラリー
時 間
10:00〜17:00
下総龍角寺から出土した塼仏
小説家・村上春樹は、そのキャリアを通じて繰り返し映画に言及してきました。村上の小説では、登場人物たちが映画を見たり会話のなかで作品のタイトルを挙げたりすることを含め、映画が作中で重要な意味を持つことがしばしばあります。エッセイなどでも頻繁に話題に挙がるなど、村上にとって映画が身近なものであることは間違いありません。
早稲田大学在学時の村上は、よく演劇博物館を訪れ、まだ見たことのない映画のシナリオを読んでいたといいます。文字だけのシナリオを読むことを通して、頭の中で映像を生み出し、一つの世界を構築すること。この学生時代の習慣は、作家本人が認めているように、後の小説家としての創作活動に大きな影響を与えたはずです。
本展では、村上が通っていた映画館や学生時代に読んでいたシナリオ、エッセイや小説のなかに登場する数々の映画、そして小説を映画化した作品、等々に関する数多くの資料を展示します。スチル写真やポスター、台本などの映画関連資料とともに、村上がこれまで見てきた映画をまるで旅の軌跡を辿るかのように振り返る構成となっています。そのような<映画の旅>を通して、村上文学が喚起するイメージの豊かさを改めて発見していただければ幸いです。
場 所
演劇博物館 2階 企画展示室
時 間
10:00〜17:00
2020年12月、松岡和子氏(翻訳家・演劇評論家)がシェイクスピア37戯曲を完訳しました。シェイクスピア劇全作品の翻訳という点では、坪内逍遙、小田島雄志氏に続く偉業です。2022年9月には、コロナ禍により一部の公演が中止となった『ヘンリー八世』(彩の国シェイクスピア・シリーズ、吉田鋼太郎演出)が再演予定、2023年1月には同シリーズ『ジョン王』が上演される予定です(2022年8月現在)。新聞、テレビ、雑誌などでも松岡氏の様々な特集が組まれていますが、その翻訳活動に焦点をあてた展示は未だ日本で行われていません。特別展「Words, words, words.-松岡和子とシェイクスピア劇翻訳」では、松岡氏がシェイクスピアの言葉と向き合ってきた日々の軌跡を、直筆翻訳ノート、翻訳原稿、上演台本などを通してたどります。ゆかりの深い演出家や俳優とのエピソードも舞台写真やチラシ、ポスターと共に紹介する他、松岡氏が特に大切にしている『夏の夜の夢』上演台本(ジョン・ケアード演出、新国立劇場、2007)も本邦初公開予定です。松岡氏のシェイクスピア劇翻訳は、ページとステージを行ったり来たりしながら進化し続けています。本展は、その翻訳の魅力を広く紹介し、松岡氏が日本のシェイクスピア劇受容・翻訳・上演史に加えた新たな1ページを未来へ繋いでいくことを目指しています。
場 所
演劇博物館 1階 特別展示室
時 間
10:00〜17:00
松岡和子個人全訳シェイクスピア全集
全33巻(筑摩書房)
常設展示「聳ゆる甍」エリアでは、早稲田の誇る傑出した校友や関係者の多彩な人物像を、政治、経済、学術、文化・芸能などの分野別に幅広く紹介しています。今期は「報道」をテーマに、日本の言論界を牽引してきた本学出身ジャーナリスト(主に新聞・通信)に焦点をあてます。
場 所
早稲田大学歴史館「聳ゆる甍」エリア(1号館1階)
時 間
10:00〜17:00
沖縄出身の第7代総長大濱信泉と、米軍統治下の沖縄からやってきた早大生たち。それぞれの立場から、沖縄の平和と本土復帰のために尽力した彼らの足跡をたどります。
場 所
早稲田大学歴史館 企画展示室(1号館1階)
時 間
10:00〜17:00
大濱信泉の肖像
草創期から学生スポーツをけん引し続け、トップアスリートを数多く世に送り出している早稲田大学。早稲田スポーツミュージアムでは、長い歴史を彩る栄光のシーンや象徴的なエピソードを、実際に競技で使用したユニフォームや道具、写真等を交えて紹介しています。「第10期 体育各部セレクション」では「ラグビー蹴球部」「ヨット部」「軟式庭球部」「ワンダーフォーゲル部」「射撃部」の5部を、「附属校・系属校体育系クラブセレクション」では早稲田大学高等学院を取り上げます。
場 所
早稲田スポーツミュージアム(早稲田アリーナ3階)
時 間
10:00〜17:00
早稲田スポーツミュージアム
国際文学館は、昨年10月1日に開館しました。通常は予約定員制をとっておりますが、ホームカミングデー当日は予約なしで見学できますので、ぜひご来館ください。カフェも営業しております。なお、入場者数が一定数を上回った場合は入館制限することがあります。
場 所
国際文学館
時 間
10:00〜17:00
※通常は予約制ですが、ホームカミングデー当日は予約なしで見学できます。
1枚のカードにスタンプを重ねて押していくと、カラフルなイラストが完成します。①早稲田スポーツミュージアム(早稲田アリーナ3階)②125記念室(大隈記念タワー10階)③會津八一記念博物館(2号館)④演劇博物館(5号館)⑤早稲田大学歴史館(1号館)の5か所で順にスタンプを押して、オリジナルカードを作ってみましょう。
場 所
演劇博物館、會津八一記念博物館、早稲田大学歴史館、
早稲田スポーツミュージアム、大隈タワー(26号館)125記念室
時 間
10:00〜17:00
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